代表メッセージ
代表メッセージ
当社グループは、
明治33年(1900年)の創業以来、自己開発・商品開発・市場開発の「三つの開発」を経営理念に掲げ、中期的な経営基本戦略、CSR活動及びコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでまいりました。今後とも、当社の企業価値及び株主共同の利益確保・向上に努めてまいります。
石原ケミカル株式会社 代表取締役社長
藤本 昭彦
当社グループは、界面化学の技術をコアとして「表面の機能を創造する」という基本的なコンセプトをベースに工業薬品の卸売りよりスタートし、メーカーへの志向を強め、現在の金属表面処理剤及び機器等、電子材料、自動車用化学製品等、工業薬品の4つの事業を展開しております。
従来より、その時代、時代において主力となる事業の他、それを補完する事業、そして将来を見据えた新しい技術、新しい製品の開発、育成に努めてまいりました。その結果、今日の、めっき液、化成処理液自動管理装置及び試薬、機能材料加工品、自動車用ケミカルといった事業が育ち、事業基盤を支えるまでになりました。
このような事業の変遷の中、 電子関連ユーザーの海外進出が進み、ユーザーサポートを促進するため2005年4月、中国の上海に上海駐在員事務所を開設いたしました。その後、グローバル化が進み、当社事業の海外展開の拡大に対応し、2012年6月、タイのバンコクにタイ駐在員事務所を開設、2015年8月、中国の上海に販売子会社(石原化美(上海)商貿有限公司)を設立、2021年1月、台湾の新竹に台湾支店を開設し、海外拠点の拡充をはかりました。
また、新製品・新技術に対応するため、2013年4月、神戸市西区に神戸工場を開設し、新規電子材料の開発及び量産化設備の設置、既存製品の生産拠点の分散をはかり、2019年7月、滋賀工場において新たな製造所を建設し、半導体等の電子部品市場に対応したクリーンな生産環境を実現し、製品等の安定供給体制の充実をはかりました。
今後も引き続き、研究開発型企業として海外市場への展開や隣接分野への拡大を進め、企業価値の向上に努めてまいります。